習近平歌舞伎

習金平は、728日、バイデン大統領と電話会談した際、台湾問題で「火遊びをすれば必ず焼け死ぬ」と恫喝した。これを聞いて、2008年米国上院の公聴会に於ける当時の米太平洋軍総司令官キーティング海軍大将の証言をおもいだした。中国の海軍高官が「将来、太平洋を分割してハワイから西を我々、東をアメリカが管理して情報管理をしてはどうか。」と提案したそうである。これらは何れも、西側の文明国では考えられない発言である。

 

私は、これら乱暴な発言を聞いた時、これら発言は、西側世界の常識では考えられない発言であり、真面目に受け取る必要はさらさらないと思った。これは例えて言えば歌舞伎役者の演技の様なものである。歌舞伎役者の演技には、非日常的な大袈裟な所作があり、普通の社会生活では考えられない。しかし歌舞伎では「成田屋」という声が掛かる。

中国に於ける習近平歌舞伎の観客は、国際社会や中国の国民ではなくて、それは、権力闘争をしている共産党の権力者達である。権力闘争を勝ち抜くためには、「必ず焼け死ぬ」とか「太平洋を二分する」とかの、大向こう受けする大袈裟な発言が必要なのである。

 

大阪の戦狼総領事も過激な発言で知られているが、寝言では「習近平の馬鹿野郎!」と言っているかも知れない。