前川元文科省次官が、再びマスコミに登場している。今回は、宗教の問題であるが、以前、官僚の忖度について登場していた。それ以来、私は、彼は信用できない、同じ卓を囲んで飯を食いたくない人物とみている。
彼が官僚の忖度の話で登場していた頃、彼はメイド喫茶の少女の悩みを聞いてあげる為に、何回も会ったそうである。これはどう考えても次官の仕事とかけ離れているが、マスコミは何ら非難するどころか、次官でありながら、一人の少女の為に良くやってくれたと言う記事まであった。本当にそうか。
各省庁には、課長補佐と言うポストがある。ノンキャリ事務官の最終ポストであり、海上自衛隊で言えばCPOに相当する。それぞれの職務に精通したプロ集団である。昔、洋上で潜水艦のディーゼルエンジンが故障した時、一晩掛かって修理してくれたのが彼等である。
一人の少女に関して、文科省として対応すべき問題があるならば、それはまず課長補佐レベルで対応する問題で、どう考えても次官が出る話ではない。マスコミは敢えて触れないようにしていたが、前川元次官の行為は、職務にかこつけた自分の少女趣味の欲望を満たす行為に他ならない。
私は、彼は、3流官庁の3流次官と考えており、その様な男の言動は信用しない。
8月6日 習近平歌舞伎
習金平は、7月28日、バイデン大統領と電話会談した際、台湾問題で「火遊びをすれば必ず焼け死ぬ」と恫喝した。これを聞いて、2008年米国上院の公聴会に於ける当時の米太平洋軍総司令官キーティング海軍大将の証言をおもいだした。中国の海軍高官が「将来、太平洋を分割してハワイから西を我々、東をアメリカが管理して情報管理をしてはどうか。」と提案したそうである。これらは何れも、西側の文明国では考えられない発言である。
私は、これら乱暴な発言を聞いた時、これら発言は、西側世界の常識では考えられない発言であり、真面目に受け取る必要はさらさらないと思った。これは例えて言えば歌舞伎役者の演技の様なものである。歌舞伎役者の演技には、非日常的な大袈裟な所作があり、普通の社会生活では考えられない。しかし歌舞伎では「成田屋」という声が掛かる。
中国に於ける習近平歌舞伎の観客は、国際社会や中国の国民ではなくて、それは、権力闘争をしている共産党の権力者達である。権力闘争を勝ち抜くためには、「必ず焼け死ぬ」とか「太平洋を二分する」とかの、大向こう受けする大袈裟な発言が必要なのである。
大阪の戦狼総領事も過激な発言で知られているが、寝言では「習近平の馬鹿野郎!」と言っているかも知れない。
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