岡山の方言の「きょうていのう」

岡山の方言に「きょうていのう」がある。「こわいなあ」と言う意味である。国民世論の一部にそれを感じる。

私は、20年前、横浜市の市民農園を借りて以来、ほぼ毎朝、長浦2丁目の住宅街を通り山の畑まで歩いている。20年間の間に人は変わるが、新聞を配っているおばさんによく合う。以前の人は車で、次の人は自転車で、最近の人は徒歩で配っている。いつぞや新聞を頂いた事があったが聖教新聞であった。この人達は創価学会の婦人部で、選挙の際には、創価学会のエネルギーとして働く人たちであり、公明党は、彼女達の考えを無視する事はできない。そしてそれは多分、日本の主婦層の意見をも反映したものでもあろう。戦争という事に対しては、なんとなく怖くて、考える事を止めてしまう。また、主婦層のみならず、日本学術会議もそうである。「戦争を目的とする科学の研究は絶対に、これを行わない」とし、あろうことか、政府はこの組織に国費を投じている。

 

岡山の方言「きょうていのう」を思い出した次第である。