プーチンを止める

今から77年前、4才の私は、小田郡北川村という片田舎で、岡山大空襲を見た。空襲警報が発令され、防空頭巾を被り、縁側に座って見た。村外れに安倍山と言う山並みがあり、その山頂一帯が業火で赤かく染まり、やがて広がっていったのを鮮明に覚えている。岡山市は廃墟となり、多くの市民が亡くなった。丁度同じことがウクライナで起きている。建物は廃墟と化し、ミサイルの爆発音の中を人々は逃げまどっている。何とか、このウクライナを助ける方策は無いのだろうか。プーチンの暴走を止める方策は無いかのだろうか。

 

プーチンは、核を使うと脅し、欧米の社会はそれに屈している。予期されたとおり、国連は何ら機能しない。絵にかいた餅である。では国際社会はどうであろうか。もし国際社会でこの侵略戦争を止めさせる力があるとすれが、米国しかない。しかし米国は、国民が立ち上がらない限り、政府は動けない国であった。第1次世界大戦では、開戦3年後の1917年、米商船がUボートにより撃沈され、初めて世論が参戦に賛成した。第2次世界大戦でも、参戦は開戦3年後の1941年で、日本による真珠湾攻撃まで待たねばならなかった。

 

今回は、どうだろうか。ウクライナの惨状がどれほど悲惨になると米国人の心が動いてくれるのだろうか。米国の世論がプーチン制裁に傾くことを熱望する。そして上下両院の決議を経て、バイデン大統領に力を与えて貰いたい。バイデン大統領の「ウクライナにいるロシア軍を排除する」と言う明確な発言を乞い願いたい。

 

この核大国による暴走を防ぐことが出来ないならば、次は中国が動くであろう。それを防ぐ為にも、是非米国の強いイニシアティブを期待したい。