明治40年6月30日(月)

平和会議(日米両国の提案) 米国委員チョウター氏は、戦時禁制品及び封鎖された港湾に侵入しようとする船舶の外、全ての私有財産は海上に於いて捕獲されてはならないと述べ

米国宣教師の日本観 サンフランシスコの市民は日本の実力を誤解しており、日本は、必要な場合には列国の前に名誉を守る準備がある

平和会議(日米両国の提案) 29日タイムス社発

ハーグ来電―米国委員チョウター氏は、戦時禁制品及び封鎖された港湾に侵入しようとする船舶の外、全ての私有財産は海上に於いて捕獲されてはならないとの米国の提案を熱心に述べ、且つ海軍の戦闘行為及び捕獲權に適切な制限を加える事は、中立国の利害に非常に関係があると断言し、なお米国大統領は米国の提案が今回の平和会議に於いて採決される事を希望している旨付言した。

都筑日本委員は商船を軍艦に改装する事に関する案を提出し、各特別委員は、階層の権利については異議を挟む余地が無いと言う事に意見が一致した。

解説:韓皇高宗の派遣した密使はこの日、英、米、独、仏の列強の派遣した委員を訪問するが、何れの国にも拒否される。この時点で密使の存在は日本側に通報されたと思われる。

米国宣教師の日本観 同上

東洋を漫遊して米国に帰着した有名な一宣教師は、サンフランシスコの市民は日本の実力を誤解しており、日本は、必要な場合には列国の前に名誉を守る準備があると述べた。