明治40年4月26日(土)

佛国国民論の傾向 佛国陸海軍人社会は、軍人に反抗する気風が次第に蔓延する風潮にある事を憂慮している。

造兵職工説諭 英国首相及び陸相は、政府が老年の役員や技術に長じた職工を解雇せざるを得ない様になった止むを得ない事情について深く遺憾の意を表する

佛国国民論の傾向 25日タイムス社発

パリー来電―佛国陸海軍人社会は、軍人に反抗する気風が次第に蔓延する風潮にある事を憂慮している。これは完全に、人心を扇動する文学書類を勝手に頒布させている結果であると考えられる。そして社会一般に政府が民心の攪乱を職業とするものに対し迅速に予防手段を採る事を希望している。

造兵職工説諭 24日上海経由ロイター社発

英国首相及び陸相は、ウルネッチ造兵廠職工の代表を引見し、政府が老年の役員や技術に長じた職工を解雇せざるを得ない様になった止むを得ない事情について深く遺憾の意を表すると同時に、政府は納税者に対する責任上、個人の都合のみを考慮する事ができない事及び造兵廠に於ける仕事の供給については及び限り、政府に於いて尽力する予定であるが到底削減は免れないと明言した。