明治40年3月24日(月)

駐米戦乱の前途 ニカラグワ及びコスタリカ両共和国の公使は、米国国務卿ルート氏と会見し、ホンジュラスとの交戦を停止する必要性を説明し

米国人の悪夢 米国が将来、若し他国と紛争を起こす事があるとするならば、その相手は間違いなく日本人であろう。

駐米戦乱の前途 23日上海経由ロイター社発

ニカラグワ及びコスタリカ両共和国の公使は、米国国務卿ルート氏と会見し、ホンジュラスとの交戦を停止する必要性を説明し、そうでなければ中央アメリカは欧州の干渉を受ける事になるであろうと警告した。

米国人の悪夢 22日桑港特派員発

米国元老院議員ツトーン氏は、カンサス州に於いて日米の関係を次の様に論じた。

米国が将来、若し他国と紛争を起こす事があるとするならば、その相手は間違いなく日本人であろう。日本はフィリピンを狙っているが、日本がその島を得る利害について分からないが、我が国はむげにこの島を与えない事は明白である。日本は1週間でその島を占領する事ができるが、我が国はまた海上から日本軍を一掃する事ができるであろう。