面白き主張 桑港市法律顧問は、日本人は蒙古人であるとの証拠として、エクオットグリツフヒス氏及びサー、エドワード、サトー氏の所見を引用し
英米の親交 親任駐米大使ブライイス氏は、マンチェスターの送別会に於ける演説で、英米の関係は、今日ほど良かった事は無い。
面白き主張 28日ワシントン特約通信員発
桑港市法律顧問は、日本人は蒙古人であるとの証拠として、エクオットグリツフヒス氏(1872年から74年に至るまで日本の大学で講師であり、東洋学者として有名)及びサー、エドワード、サトー氏(前東京駐在英国公使)の所見を引用し、これを用いて米国政府の主張に対抗することができ、又同顧問は、大統領が日本人に与える事を要求している教育及び帰化は、日本が自国に於いて、外国人に与えていない事を指摘している。(記者注、事実に誤りがあるが桑港側の主張の一端が伺えるのでこの記事を掲げる)
解説:桑港とはサンフランシスコ
英米の親交 28日上海経由ロイター社発
親任駐米大使ブライイス氏は、マンチェスターの送別会に於ける演説で、英米の関係は、今日ほど良かった事は無い。その証拠に、スエツテナム事件がある。本件は、以前であれば両国新聞の間で挑戦的な議論を引き起こしていたであろうと述べた。
解説:1月23日の記事「ジャマイカ事件」のよると、英領ジャマイカ島に於いて、救済事業支援の為に上陸した米国水兵の撤退を求めた知事の名前がスエツテナム氏である。