明治40年1月14日(火)

独逸植民政策 今や英米日の三国は、独逸を凌駕して、着々と世界の商業権を掌握しつつあり、独逸がこれに対抗する途は、唯植民地の発達を奨励することにあるのみ。

満鉄重役視察 中村満鉄副総裁及び野々村、犬塚両理事の一行は、明日14日朝、当地を通過し、撫順に至り、同地を視察し

独逸植民政策 12日上海経由ロイター社発

独逸植民局長デルンベルヒ氏は、商業会議所連合会で次の演説を行った。

植民政策は、労働問題、多数国民の生活問題及び商工業に対する独逸資本の使用法の解決を意味する。又今や英米日の三国は、独逸を凌駕して、着々と世界の商業権を掌握しつつあり、独逸がこれに対抗する途は、唯植民地の発達を奨励することにあるのみ。

満鉄重役視察 13日瀋陽特派員発

中村満鉄副総裁及び野々村、犬塚両理事の一行は、明日14日朝、当地を通過し、撫順に至り、同地を視察し、別れて中村副総裁は営口へ、他の理事は北行して、新民屯を視察し、直ちに大連に引き返す予定である。