在韓日本人評 佛国新聞タンの京城通信員は、韓国に於ける日本人移住民を称賛している。
独逸政戦 宰相ビューロー公の宣言書に対する独逸諸新聞の論評は、概して政府側に不利である。特に保守党の諸新聞は、急進党との連携を成立させる上で、宰相の宣言に反対している。
在韓日本人評 5日ロンドン特約通信員発
佛国新聞タンの京城通信員は、韓国に於ける日本人移住民を称賛している。日本人は、欧州の諸国民が一度は犯した我利惨忍な闘争を行わない事を取り上げて、その原因を国民的訓練の成果であると指摘している。
解説:我利惨忍の四文字熟語は無いが、自分たちの利害のみ考え、無慈悲な事を平気でする意味と思われる。
独逸政戦 5日ロンドン特約通信員発
宰相ビューロー公の宣言書に対する独逸諸新聞の論評は、概して政府側に不利である。特に保守党の諸新聞は、急進党との連携を成立させる上で、宰相の宣言に反対している。
急進党は、宰相の発表した宣言書の口調が、如何にも講釈的であることを喜ばない。しか
し宰相の目的は、保守党と急進党を提携させる事により、社会党の進出を妨害しようとする事にある。