独逸議会解散始末 独逸帝国議会は、167票対178票の多数で、西南独領アフリカの叛乱鎮圧に関する追加予算3千万マルクを否決した。
米国の大艦新造 米国海軍卿は、ドレッドノートと同型で、更に強力な大型戦闘艦数隻の新造設計案を議会に提出した。
独逸議会解散始末 14日上海経由ロイター社発
独逸帝国議会は、167票対178票の多数で、西南独領アフリカの叛乱鎮圧に関する追加予算3千万マルクを否決した。この為首相ビューロー公は、直ちに議会解散の詔勅を朗読した。この投票が行われる前に、首相は、言葉を強くして、議員の愛国心に訴えようとしたが、遂にその効果は無かった。
米国の大艦新造 同上
ワシントン来電―米国海軍卿は、ドレッドノートと同型で、トン数2万2千トン、舷側の備砲がこれより更に強力な大型戦闘艦数隻の新造設計案を議会に提出した。
解説:明治39年10月8日にドレッドネートに関する記事『最速最良の戦艦』がある。