独逸議会の激論 植民地問題に関し、社会民主党党首ベーベル氏は、タマラランドの反乱は、金鉱請負業者の仕業であると述べ、カメローンに於ける恐ろしい残虐な仕打ちを記載した書面を読み上げ
独逸議会の激論 3日上海経由ロイター社発
土曜日、独逸議会に於いて、植民地問題に関し、騒々しい論戦があった。社会民主党党首ベーベル氏は、タマラランドの反乱は、金鉱請負業者の仕業であると述べ、カメローンに於ける恐ろしい残虐な仕打ちを記載した書面を読み上げて、有罪将校の名を明らかにした。さらに小盗が絞殺されたのみで、植民省の官吏は、悉く法廷の審判を受けなければならず、且つ代議士3名の名を明らかにし、彼らは代議士の地位を濫用したと述べた。他の民主党代議士1名は、罪人を糾弾せよと怒鳴り、議事は遂に中止された。