米国大統領決意 大統領ルーズベルト氏は、強制的にカルフォルニア州の各学校に、日本学童の入学を許可させる決心であり、
摩洛哥と佛国 佛国政府は、モロッコに於ける居留外国人を保護する事を唯一の目的として、全く侵略主義の政策を取る意思はない。
米国大統領決意 30日ワシントウン特約通信員発
大統領ルーズベルト氏は、強制的にカルフォルニア州の各学校に、日本学童の入学を許可させる決心であり、日本政府の主張は、条約により支持されるものであると明言している。
なお大統領は、強権を行使しても、その意図を遂行する決意であると信じられている。
摩洛哥と佛国 30日ベルリン特約通信員発
佛国外務卿ロシヨン氏は、代議員に於いて議員の質問に次の様に答えた。
佛国政府は、モロッコに於ける居留外国人を保護する事を唯一の目的として、全く侵略主義の政策を取る意思はない。そしてアルへシラス条約は、あくまでも維持されなければならない。
解説:アルヘシラス会議は、独逸皇帝の主張を退け、1906年モロッコに於けるフランスとスペインの優越権を認めた国際会議