西比利亜鉄道複線論 露国参謀本部顧問オルコンスキー公は、日清両国艦隊の勢力に対して、極東に於ける露国の領土が危険な状態にある事を指摘
佛国政教問題後報 、首相クレマンソー氏は、12月12日までに教会財産の引渡を行う必要がある為、財産調査を行う事は正当であると弁明した。
西比利亜鉄道複線論 21日ロンドン特約通信員発
露国参謀本部顧問オルコンスキー公は、日清両国艦隊の勢力に対して、極東に於ける露国の領土が危険な状態にある事を指摘し、シベリア鉄道を複線にすべきであると痛論した意見書を発表した。
佛国政教問題後報 22日上海経由ロイター社発
保守党のダンカン、ド、ヴィヤン氏は、元老院に於いて、首相クレマンソー氏が再び寺院の財産調査を始めた事を非難した。クレマンソウ氏は、これに答えて、12月12日までに教会財産の引渡を行う必要がある為、財産調査を行う事は正当であると弁明した。ここで元老院は、政府の信任投票を行ったが、その結果32に対し213の多数で、政府の勝利に帰した。