明治39年11月18日(月)

独逸宰相演説の反響 欧州の諸新聞は、ビュロウ宰相の外交演説は、平和の堅実を意味するものであると論評した。

摩洛哥問題と佛西 モロッコ問題について、佛スペイン両国は、タンジール及びその付近に於ける秩序を維持することを希望しているのみであると述べた。

独逸宰相演説の反響 16日ベルリン特約通信社発

欧州の諸新聞は、ビュロウ宰相の外交演説は、平和の堅実を意味するものであると論評した。

米国新聞も亦、宰相の演説を歓迎した。

摩洛哥問題と佛西 同上

英国外相サー、エドエアード、グレーは、下院に於ける演説で、モロッコ問題について、佛スペイン両国は、タンジール及びその付近に於ける秩序を維持することを希望しているのみであると述べた。