明治39年11月3日(日)

商務長官の奔走 商務卿労働長官メットカーフ氏は、日米条約を楯とする日本政府の抗議に同情を表し、今回の問題を満足に解決する為、十分尽力する旨を声明した。

 

清国海賊問題 駐清英国公使ジョルダン氏は、広東(かんとん)沿岸の海賊を掃討し、且つ水上警察の改良について、清国政府に意見を述べる権利を付与されている

商務長官の奔走 2日サンフランシスコ特派員発

商務卿労働長官メットカーフ氏は、昨夜当地に到着し、本日2日、我が領事を訪問した。同長官は米国政府及び大統領ルーズベルト氏を代表して、日米条約を楯とする日本政府の抗議に同情を表し、今回の問題を満足に解決する為、十分尽力する旨を声明した。同長官は、本日2日教育局長と会見し、明日重ねて我が領事と正式に会見する予定である。

市大学長ジョルダン博士、及び加州大学のホイラー博士は、日本人の為に最も熱心に尽力中である。

清国海賊問題 2日上海経由ロイター社発

駐清英国公使ジョルダン氏は、広東(かんとん)沿岸の海賊を掃討し、且つ水上警察の改良について、清国政府に意見を述べる権利を付与されている旨、英国外相サー、グレーは明言した。