明治39年9月22日(日)

平和談判開始 20日ベルリン特約通信社発

米国国務卿代理タフト氏は、ハバナに到着し、大統領パルマ氏と協議を開始した。自由党の議院5名は、叛徒の代表者として、これに参加する。

解説920日に関連記事がある。

阿片禁止上諭 20日北京特派員発

阿片の禁止が緩んで以来、その流毒が全国に波及し、国家自民を非常に害している。中国が貧弱である原因の第一は、これに起因している。現在、朝廷が富強を図ろうとするならば、国民を戒めて、その流通を止めさせなければならない。従って10年以内に、アヘンの吸引を止めさせなければならない。政務處は、その禁止の方法並びに芥子の栽培を禁止する方法について、詳細な規定を検討し、上奏せよとの上諭が出された。