明治39年9月21日(土)

日露両国人闘争 カムチャッカに於いて、露国蒸気船乗組員と日本人漁夫との間に闘争が起こり、

官制改革行悩 その後反対派の運動が盛んとなり、中立派も今や反対の位置に立ち、形勢が一変した。

日露両国人闘争 19日ベルリン特約通信社発

英国新聞の報道によれば、カムチャッカに於いて、露国蒸気船乗組員と日本人漁夫との間に闘争が起こり、日本人12名と露国人19名が即死したと言われている。

官制改革行悩 20日北京特派員発

中央官制改革中、既に審議終了された分は、去る16日、上奏されたが、その後反対派の運動が盛んとなり、中立派も今や反対の位置に立ち、形勢が一変した。

官制編纂大臣を任命する上諭の中に、各総督からその部下の大官を派遣し、賛同参加させなければならないとの規定があり、総督はこの規定を盾にしている。要するに形勢は、今尚動揺している。