明治39年9月14日(土)

清国利権問題 清国は外国の投資家を排斥し、且つ既に外国に譲渡された利権を破棄しつつある

玖馬の叛乱と米国 米国の陸海軍省は、キュウバの反乱に関連して、非常に多忙を極めつつある。

玖馬叛乱後報 キュウバ政府は、官兵が反乱を制圧した後、革命党に対して強硬な手段を執り、

清国利権問題(英国政府の抗議) 12日ワシントン特約通信員発

米国政府が入手した情報によれば、清国は外国の投資家を排斥し、且つ既に外国に譲渡された利権を破棄しつつあると言われている。この為に最も多く影響を被るものは英国であり、同国政府は清国に向かって抗議を提出した。

玖馬の叛乱と米国 12日上海経由ロイター社発

米国の陸海軍省は、キュウバの反乱に関連して、非常に多忙を極めつつある。尤も米国政府は、全く干渉の意思はないと称している。

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玖馬叛乱後報 12日ベルリン特約通信社発

キュウバ政府は、官兵が反乱を制圧した後、革命党に対して強硬な手段を執り、三州に戒厳令を施行した。今後は、従来の様に寛大な待遇を叛徒に与えない旨公言している。