明治39年8月29日(木)

独逸の世界政策 巡洋艦ハンザは、ドイツの国旗をラングーンに翻した。

独逸の世界政策 28日ロンドン特約通信員発

ベルリン来電―清国からドイツへ帰航の途中であった巡洋艦ハンザは、ドイツの国旗をラングーンに翻した。そして通商的利益を増進させる特別の任務を帯びてブルマに進航するよう命令を受けた。

解説:ラングーンはビルマ(ミャンマー)第一の都市で、1986年英領印度に編入されている。