明治39年7月3日(水)

缶詰法案否決 米国缶詰組合派は、下院に於いて、缶詰検査法案を否決した。

英独親和の傾向 独逸新聞記者の英国訪問は、見事に成功し

浙江暴動 新城懸は30日朝、遂に土匪に落とされる。

缶詰法案否決 30日ベルリン特約通信社発

米国缶詰組合派は、下院に於いて、缶詰検査法案及び元老院の修正を否決した。

解説:6月3日腐った肉が缶詰にされた事件が報道され、以後7日、9日、10日にも関連記事がある。

英独親和の傾向 同上

独逸新聞記者の英国訪問は、見事に成功し、英国人の一行に対する歓待は、独逸に深甚な感想を与えた。

浙江暴動 2日上海特派員発

新城懸は30日朝、遂に土匪に落とされる。昨1日、兵士が杭州から三方に分かれて派遣された。

解説:清の統治力が地方まで十分に及ばず、地方では、村落の自衛組織や盗賊集団等が出現したが、反社会的なものが土匪(匪賊)と呼ばれた。巨大な武装集団の中には、後に政府軍として公認されたものもあり、張作霖もその一つである。