明治39年5月26日(日)

宗教と教育 余は、全ての有力者が現在の宗教的偏見を持たない事を望む。

露国政府と大赦令 政治的暗殺未遂が止まない為、現在の大赦令の発布を行う事が出来ない

敗将免職される ロジェストウェンスキー提督は、その職を免じられた。

宗教と教育 25日ロンドン特約通信員発

エジプト総督クローマー卿は、アレキサンドリアに於いて、次の演説を行った。

余は、全ての有力者が現在の宗教的偏見を持たない事を望む。宗教的な不一致は、実に教育上の進歩に大きな妨害を加えるものである。

露国政府と大赦令 25日上海経由ロイター社発

露国政府は、人心動揺の結果、政治的暗殺未遂が止まない為、現在の大赦令の発布、非常取締法の廃止を行う事が出来ない旨を公にした。

敗将免職される 27日ベルリン特約通信社発

露国のロジェストウェンスキー提督は、その職を免じられた。