明治39年4月22日(月)

仏蘭西人の杞憂 仮令如何なる犠牲を払ってでも、強い同盟国を引き入れなければ、日本の侵略を防ぐ事は困難である。

佛国の罷工騒動 同上

ノールリエ炭坑の同盟罷工は、荒れ狂っており、軍隊と衝突した。

仏蘭西人の杞憂 20日ロンドン特約通信員発

ボアロン大将は、インドシナ視察の帰途、マルローに於いて記者会見を行い、次の様に述べた。本国と同じような気候であるリアンバン山に、風土に合った兵営を建築すべきであると政府に建議する事を決心した。又仮令如何なる犠牲を払ってでも、強い同盟国を引き入れなければ、日本の侵略を防ぐ事は困難である。そして今後は、土人を訓練して予備隊を編成する予定で、彼らの忠実は十分信用できる。

佛国の罷工騒動 同上

パリー来電―ノールリエ炭坑の同盟罷工は、荒れ狂っており、軍隊と衝突した。無政府党員や扇動者も参加するようになり、危険な情勢となってきた。当局大臣は、現地に出発しようとしている。