明治39年4月18日(木)

独伊疎隔 イタリ―の諸新聞は、ベスビオス火山の噴火について、独り独逸政府のみ、未だ一言も慰めの言葉を発しない事を憤っている。

独逸の余憤 独逸の諸新聞は、オーストリー外相ゴルフォースキー伯に送った独帝の電報に遺憾を表す傾向がある。

独伊疎隔 17日ロンドン特約通信員発

イタリ―の諸新聞は、ベスビオス火山の噴火について、各国政府が何れも心からの同情を寄せてきたのに対して、独り独逸政府のみ、未だ一言も慰めの言葉を発しない事を憤っている。且つ又独帝のオーストリー外相に与えた電報を以て、イタリヤに対する威嚇であると解釈しつつある。

独逸の余憤 17日上海経由ロンドンロイター社発

独逸の諸新聞は、オーストリー外相ゴルフォースキー伯に送った独帝の電報に遺憾を表す傾向がある。その電報は、至る所でイタリヤのアルゼシラス会議に於ける態度