明治39年4月14日(日)

露国内政現状 露国内相及び法相は辞任した。首相ウイッテ伯は、総選挙に於ける革命派の勝利に顧みて、これ等大臣を犠牲に供した。

北京政府の狼狽 英米両国が、日本に清国の警察権を委任すべきであるとの意見を唱えているとの風説がある。

露国内政現状 13日ロンドン特約通信員発

ピータスブルグ来電―露国内相及び法相は辞任した。首相ウイッテ伯は、総選挙に於ける革命派の勝利に顧みて、これ等大臣を犠牲に供した。

ロンドンタイムスは、露国の危険な情勢と改革の必要な所以を忌憚なく指摘して、公約の履行を露帝に勧告した。

北京政府の狼狽 13日北京特派員発

英米両国が、日本に清国の警察権を委任すべきであるとの意見を唱えているとの風説がある。その為清国政府の驚愕は一方ならず、直ちに両国駐在の清国公使に緊急電を発して、事実の調査を命じたと伝えられている。