明治39年4月1日(月)

南昌教案談判 佛国は断じて知懸(ちけん)が殺害された事を認めず、8名の紳士を懲罰し、保護を怠った役人を免職し

南昌教案談判 31日上海特派員発

南昌からの来電によれば、佛国は断じて知懸(ちけん)が殺害された事を認めず、8名の紳士を懲罰し、保護を怠った役人を免職し、教会及び被害者の為に53万両、毎年教会の経費として1万両を支払う事並びに殺害された宣教師の記念碑を建てる事を求めた。しかし清国当局者は、決してこれを認めようとはせず、談判はまさに決裂する情勢である。佛国委員は談判を中止して、帰朝するかもしれない。

解説39229日の報道によれば、佛国宣教師が知懸氏をサーベルで殺害している。