明治39年3月26日(火)

独逸の敗退 モロッコ会議に於ける独逸の立場に関して、独逸新聞は、益々不満を高めつつあり

独逸の敗退 25日上海経由ロンドンロイター社発

モロッコ会議に於ける独逸の立場に関して、独逸新聞は、益々不満を高めつつあり、宰相ビューロー公の地位が盛んに論議されている。

独逸政府は、露国外相ラムスドルフ伯の書簡を理由として、現在の難局から手を引くのではないかと思われている。