露国革命党暴行 露国の革命党は、郵便局、郵便馬車、銀行等を襲撃し、金品を強奪した。
英国の凶作義損 ロンドン取引所は、1万ポンド(10万円)を東北飢饉救済金として支出した。
教案と排外熱 外交社会の一部には、南昌の事件を実際の事実とするならば、宣教師の罪は実に大きいとの説がある。
露国革命党暴行 6日ロンドン特約通信員発
露国の革命党は、しばしば白昼に郵便局、郵便馬車、銀行等を襲撃し、短銃で役員を脅迫して金品を強奪した。これらの騒動はもっぱらキエフ、リガ等で発生している。
英国の凶作義損 5日上海経由ロンドンロイター社発
ロンドン取引所は、1万ポンド(10万円)を東北飢饉救済金として支出した。
教案と排外熱 6日北京特派員発
外交社会の一部には、最近教会事件が続出する事を見て、唯支那人の排外熱とのみ見るべきではなく、南昌の事件を実際の事実とするならば、宣教師の罪は実に大きいとの説がある。清国側に於いては、この機会に乗じて天主教の神父の野蛮を唱えて、教会事件の予防策を講じようとする強硬な意見を懐いている。