明治39年2月19日(月)

独逸政府の挑戦 モロッコの警察組織を列国の管理の下に同国王に一任する事を正式に提案した。

露国の対抗的要求 日本が南部満州に於いて得た鉄道や森林等に対する権利を、黒竜江方面に於いて対抗的に要求

独逸政府の挑戦 18日上海経由ロンドンルータス社発

独逸委員のラドウイツツ氏は、佛国委員レバール氏に対して、モロッコの警察組織を列国の管理の下に同国王に一任する事を正式に提案した。これは佛国が全く同意することのできない提案である。

露国の対抗的要求 18日北京特派員発

露国が蒙古鉄道の敷設及び鉱山採掘の特権を要求する事は、日本が南部満州に於いて得た鉄道や森林等に対する権利を、黒竜江方面に於いて対抗的に要求したものであるとは、当地消息筋が確信している事で、東清鉄道技士のダニエルの来朝はこの為であると信じられている。