明治39年2月18日(日)

その後のロシア 露国に於いては、武器、爆裂弾が次々と発見された

清国形勢観 清国に於ける動乱は満州人排斥の性質を有している。

その後のロシア 17日ロンドン特約通信員発

露国に於いては、その後いたる所で武器、爆裂弾及び革命運動を鼓吹する文書が次々と発見されたとの報道がある。

清国形勢観 17日上海経由ロンドンルータス社発

前駐清の米国公使コンガリ氏の言によれが、清国に於ける動乱は切迫しているが、但しこれは排外的というよりも寧ろ満州人排斥の性質を有している。