明治39年2月11日(日)

南ア土人の反抗、溺死 南アのナタルに於いて、14名の警察官が、土人の襲撃を受けて、検査官1名が殺害され、兵士6名が行方不明となっている。

モロッコ問題と佛国 佛国新聞は、依然として独逸の態度を攻撃中であり、その為にモロッコの警察問題の解決は益々困難の度を加えるようになった。

南ア土人の反抗、溺死 10日上海経由ロンドンルータス社発

南アのナタルに於いて、人頭税を徴収中であった14名の警察官が、武装した土人の襲撃を受けて、検査官1名が殺害され、兵士6名が行方不明となっている。植民地政府はこの報を受け、直ちに軍隊を派遣した。

又南部ローデシヤ鉱山に於いて、45名の土人が溺死した。

モロッコ問題と佛国 9日ベルリン特約通信社発

佛国新聞は、依然として独逸の態度を攻撃中であり、その為にモロッコの警察問題の解決は益々困難の度を加えるようになった。しかし首相兼外務卿ルウイエ氏は、政府はこれら新聞の記事に何ら関係していない旨を両院で公言した。