明治39年1月22日(月)

大連湾一部結氷 普通商船が停泊している海面が結氷して、本船と艀との交通が途絶した。

宮城県凶作惨状 同地の惨状は、日を追って加わり、山地方面では毎夜、夜逃げのため、空き家となるもの必ず二三戸がある。

大連湾一部結氷 20日大連特派員発

普通商船が停泊している海面が結氷して、本船と艀との交通が途絶した。しかし商船会社は荷役等に若干の不便があるがこれを我慢して、当分航海を継続するようである。この上若し一層厚く結氷する時には大桟橋の使用も不可能となるであろう。

宮城県凶作惨状

代議士星松三郎氏は凶作を視察する為、宮城県県下を旅行し、昨日帰京した。同地の惨状は、日を追って加わり、山地方面では毎夜、夜逃げのため、空き家となるもの必ず二三戸がある。又食物が不良の為、悪疫が流行して、その惨状は見るに忍び難いものがある。差し当たり救助金として金百円を寄付した。