英国首相の演説 バルフォーワ氏は、リー・シトンに於ける熱烈な長い演説で、南アフリカのラント鉱山に於ける支那人労働者の使用を擁護した。
独逸の弁解 佛国は独逸がモロッコ問題に対して積極的な態度を取る事を危惧していた
英国首相の演説 4日上海経由ロンドン特約通信員発
バルフォーワ氏は、リー・シトンに於ける熱烈な長い演説で、南アフリカのラント鉱山に於ける支那人労働者の使用を擁護した。又自由党の首領等が凶悪なマフィアと手を組み、支那人の苦力を本当に追放するつもりもなく、あたかも之を奴隷制度と呼んで選挙運動に利用して我が国の道徳に大損害を与えつつあると攻撃した。
独逸の弁解 4日上海経由ロンドンルータス社発
佛国は独逸がモロッコ問題に対して積極的な態度を取る事を危惧していたが、ベルリンに於いてこれは全く杞憂に過ぎないと政府筋によって宣言された。