明治39年1月3日(水)

第二の革命戦準備 職工会議は、月曜日の同盟罷業を中止し、更に武装を整えた大規模な一揆を組織する事を決議した。

露国現状 モスコーの反乱は鎮定した。この乱の為に受けた財産上の損害は莫大である。

モスコーの鎮定結果 モクコー叛徒の壊滅は、早速ピータスブルグに影響し、同地の罷業者は1231日から再び就業した。

第二の革命戦準備 31日ワシントン特約通信員発

ピータスブルグにある職工会議は、月曜日の同盟罷業を中止し、更に武装を整えた大規模な一揆を組織する事を決議した。彼らは、十分に準備が整わない内に、ウイッテによって革命を強いられたと主張した。

露国現状 露帝の癲癇 1日ロンドン特約通信員発

モスコーの反乱は鎮定した。この乱の為に受けた財産上の損害は莫大である。

オデッサに於いて122日を期して、新同盟罷業をしようとして、目下その準備に苦心惨憺としている。

露都からの報道によれば、露帝は現在癲癇(てんかん)に罹っているとの事である。

南露ドネッツの鉱夫等は二個連隊の兵器を取り上げた。

モスコーの鎮定結果 1日上海経由ロンドンルータス社発

モクコー叛徒の壊滅は、早速ピータスブルグに影響し、同地の罷業者は1231日から再び就業した。

露国政府はモスコーの叛徒を打ち破った結果、これで革命の運動に対抗できると信じた。