明治38年12月15日(金)

日韓協約非難 ハールバルト氏は日韓新協約は脅迫の結果で、無効であるとの電報を受けている

無政府の状態 バルト沿岸諸州に於いては、教会堂の破壊、地主の殺害、財産の強奪等が盛んである

日韓協約非難 14日ワシントン特約通信員発

ハールバルト氏は依然としてワシントンに於ける韓国の代表者であると主張し、日韓新協約は脅迫の結果で、無効であるとの電報を受けていると明言し、現在大統領ルーズベルト氏にその説を訴え中である。

無政府の状態 14日上海経由ロンドン特約通信員発

バルト沿岸諸州に於いては、教会堂の破壊、地主の殺害、財産の強奪等が盛んである旨諸方面から報道がある。