明治38年7月26日(水曜日)

対米反抗運動 抗米運動に関して、内地からも続々賛成しており

田中正造氏拘留村民百余名は貰い下げ運動をしたが栃木支部予審廷へ護送された

対米反抗運動 25日上海特派員発

抗米運動に関して、内地からも続々賛成しており、当地諸組合も毎日あちら、こちらで集会して、実行の為の細則を検討している。

田中正造氏拘留

田中正造翁が栃木県下都賀郡(しもつがごおり)谷中村(やなかむら)の買収に反対し、同村雷電社内で集会を行った時、来会者の一人で、古澤繁治という者が、村民多数の行動に反対する意見を述べ、暴言を吐き散らした事を憤り、これを殴打したため、部屋分署へ拘引された。村民百余名は貰い下げ運動をしたがその効果なく、氏は24日栃木支部予審廷へ護送された。

解説:田中正造は足尾銅山鉱毒事件を告発した人として有名、衆議院議員選挙に当選6