駐米支那公使館増員 外部左侍郎汪大焚が新たに書記官として派遣される予定である
ウイッテと平和 露国が誠実に平和を希望する証であると考えられている
駐米支那公使館増員 15日北京特派員発
駐米清国公使梁誠(りょうせい)氏より、現在緊急の課題があり、且つ日露媾和事件の為事務が課題であるため、適当な人材を派遣されたしと外部に要求して来た為、外部左侍郎(がいぶさじろう)汪大焚(おうたいせふ)が新たに書記官として派遣される予定である。
ウイッテと平和 15日ベルリン特約通信社発
ウイッテがワシントン行きを命じられたのは、ベルリンの政治社会の於いては、露国が誠実に平和を希望する証であると考えられている。