明治38年7月7日(金曜日)

オデスサ秩序 破壊物の取方付けに着手し、罷工者は職場に帰り

黒海小康 ポテムキン号は降伏したのではなくて、糧食を積み込む為オデスサに帰港

オデスサ秩序 5日ロンドン特約通信員発

オデスサに於いては、破壊物の取方付けに着手し、罷工者は職場に帰り、船舶は踏み込みを始め、沿岸航路は回復した。

黒海小康 

オデスサ謀叛事件に関して、今聞く所によればポテムキン号は降伏したのではなくて、ルーマニア海岸を巡航の後、糧食を積み込む為オデスサに帰港したようである。又他の謀叛艦グオルグ、ポペドノセツラ号は既に降伏している。なおセバストポールに於ける各軍艦は、武装を解き、機関を取り外したので今後乗組員が謀反を起こし、海上に出港する事は不可能であるとの情報がある。(外務省着電)