明治38年6月10日(土曜日)

モスクワ会議  平和と国家の善後策を国民自ら決めなければならないと主張した

スエーデン分割別報 スエーデン王は最早ノールウエー王にあらずといえる決議を行った

モスクワ会議 9日ロンドン特約通信員発

トレボフが禁止したにも拘わらず、モスクワの地方議会連合会は数日続けて開会し、演説者はことごとく平和と国家の善後策を国民自ら決めなければならないと主張した。

スエーデン分割別報 8日上海経由ロンドンルータス発

ノールウエー議会は、スエーデンとの連合を断ち、スエーデン王は最早ノールウエー王にあらずといえる決議を行った。そして現内閣にそれまで国王に属していた統治権を与えようとしている。