明治38年5月26日(金曜日)

米国と露艦隊 米国政府は厳重にその中立を維持するための準備中である 

降将と軍法会議 ステッセル以下旅順の投降将校が軍法会議にかけられた

米国と露艦隊 24日ベルリン特約通信員発

米国政府は露国艦隊がフィリピン群島に寄港する際、厳重にその中立を維持するための準備中である。同地においてはウラジオまで航海を継続するに足るだけの石炭を蓄えておく予定である。

降将と軍法会議

ステッセル以下旅順の投降将校が軍法会議にかけられた。その様子は既に西欧の電報が報道するとおりであるが、近着の露国新聞によれば、旅順開城の原因と事情を調査するため4月13日露京に特別委員会を開いた。これは投降将校を処罰する目的ではなく単に開城当時の事情を正確に調査する為である。