明治38年5月10日(水曜日)

英国とホンコエ湾 英国外務大臣は佛国政府に強硬な声明を行った

英国の世論 英国の世論はいかなる代価を払っても日英同盟の強硬な維持を希望するにある

革命時期未熟 ポーランドの社会党は同地の罷工者に再び労働に従事すべき事を命じた

英国とホンコエ湾 8日ロンドン特約通信員発

英国外務大臣ランスダウン侯はインド支那に於ける現状に関し佛国政府に強硬な声明を行った。

英国の世論 (同上)

ロンドンタイムスは、ホンコエ湾問題に関して重大な状況と認識した上で、我々は日本の各新聞の主張に対して無頓着でいることはできない。英国の世論はいかなる代価を払っても日英同盟の強硬な維持を希望するにある。

革命時期未熟 9日ロンドン特約通信員発

ポーランドの社会党は同地の罷工者に向かって、再び労働に従事すべき事を命じた。そして先に大決断して、大々的な組織的運動をする檄文を回したが、革命の時期は尚今だ熟せず、労働者は暫く忍耐して自由のために最後の闘争に対する準備をせよと。