明治38年5月5日(金曜日)

ロンドンの日本協会 レーズデール卿は日本は戦争及び平和に於いて勝利を収めたと演説した

英国の対清警告 英国は清国に警告書を送った

対米運動 駐米清国公使梁誠氏が支那人上陸禁止法に調印する事を拒否している 

ロンドンの日本協会 3日ロンドン特派通信員発

昨夜日本協会の宴会があり、宴半ばでレーズデール卿は次の演説を行った。日本は戦争及び平和に於いて勝利を収め、文明の極意に向かって思いがけなき進歩を為した。日本軍の勲功勇気は暫く置き、その敵に対して慈悲であることは旅順の陥落の祭、天皇陛下の下し賜える勅旨により証明される。

英国の対清警告 4日上海経由ロンドンルータ社発

モーニングポストのワシントン電報によれば、英国は清国に警告書を送ったがこれは米国が厳正中立を維持する必要性を清国に説明した公文と同一の内容であった。

対米運動 4日上海特派員発

駐米清国公使梁誠氏が支那人上陸禁止法に調印する事を拒否している為、北京駐在の米公使は清国政府に対して調印を強く要請している。又広東では檄文を上海や香港に飛ばし大会議を開き、飽くまで調印拒否運動を行おうとしている。