ポーランドの騒乱 ワルシャワに於いて職工の新たな騒乱が発生し、死者90人を出した
又別報 一つの爆弾がコサック巡邏隊に投げられコサック兵3名及び巡査1名が殺された
露都は無事 露京に於けるキリスト復活祭日は平穏に経過した
ポーランドの騒乱 2日ベルリン特約通信社発
ワルシャワに於いて職工の新たな騒乱が発生し、軍隊がこれに発砲して死者90人を出した。又露領ポーランドのロズに於いては1万5千人の職工が同盟罷工を行い、ミンスク及びカリズにも暴動が発生した。
又別報
ワルシャワ発ルーター電によれば職工と軍隊との間に新たな衝突があり、一つの爆弾がコサック巡邏隊に投げられコサック兵3名及び巡査1名が殺された。
露都は無事
新聞の報道によれば、露京に於けるキリスト復活祭日は、某私人の家に於いて爆弾の破裂があったが危害は無かった。その他一般に平穏に経過したがポーランドに於いては恐るべき流血を見、その詳細は厳重な秘密とされている。