明治38年4月22日(土曜日)

露都また騒動 露都ブチロフ工場の職工は他の工場の職工に同盟罷工を呼びかけていた

佛国の物資供給 サイゴンの大商店は、巨額の物資の調達に応じた様である

英船と外国軍艦 英国船は無線電信を使用して外国軍艦の行動を通報する権利を有する

露都また騒動 21日ロンドン特約通信員発

露都ブチロフ工場の職工2千名は他の工場の職工に向かって同盟罷工を呼びかけていたが、騎馬警官のために弾丸を浴びせられ、やがて歩兵のために完全に壊滅させられた。その後歩兵の一部は同工場に駐屯し、その付近も兵力で警戒している。

佛国の物資供給 20日ベルリン特約通信社発

佛国の半官通信社アブアス社がサイゴンから得た情報によれば、サイゴンの数店の大商店は、インド支那の海岸で(露国艦隊に)商品を受け渡す約束で巨額の物資の調達に応じた様である。

英船と外国軍艦 (同上)

英国海軍省は露国政府の質問に答えて、英国船は相互に無線電信を使用して外国軍艦の行動を通報する権利を有すると答えた。(露国政府の質問は多分第2太平洋艦隊に関連した事と思われる)