明治38年4月15日(土曜日)

日英同盟の拡張 チェンバレン氏は永久的な攻守同盟とするべきであると主張した

今度は弁護士 露国の各党派に属している弁護士が露都において大集会を開いた

カナダの日本人排斥 日本人及び支那人の労働者がサモン河の鮭漁に従事する事を拒んだ

日英同盟の拡張 13日ロンドン特約通信員発

チェンバレン氏が日英同盟について、これをさらに継続するのみならず更に拡張して、永久的な攻守同盟とするべきであると主張した。この明白な政策は、既に一般国民の中に成熟しているが、この度英国一流の政治家の一人であるチェンバレン氏が賛成の意思を公表した事により更に勢いがつこうとしている。

今度は弁護士 14日ロンドン特約通信員発

露国の各党派に属している弁護士が露都において大集会を開いた。警官の妨害があったにも拘わらず改革思想を広めて人民を教育し、平和的憲法を要求する決議を行った。会議に出席した弁護士は、直ちに露都を去るかさもなければ追放すると命じられた。

カナダの日本人排斥 14日上海経由ロンドンルーター社発

英領コロンビアにおいて白人労働者は暴力で日本人及び支那人の労働者がサモン河の鮭漁に従事する事を拒み、警察官がこれら東洋労働者を保護しつつある。今後騒動が起こる恐れがある。

オタワ在勤の日本領事は英領コロンビアに於ける日本人排斥の法案が成立したことに抗議書を提出した。