ポーランドの巡査 ワルシャワに於いて、社会党と警察の間で激しい衝突が起った
モロッコ問題 独逸の新聞は、佛国外務大臣が上院で行った演説を酷評している
ポーランドの巡査 3日ロンドン特約通信員発
ワルシャワに於いて、社会党と警察の間で激しい衝突が起こり、警察が一斉射撃を行い、4名を殺し40名を負傷させた。
モロッコ問題 (同上)
独逸の新聞は、佛国外務大臣がモロッコ問題について上院で行った演説に対して、これは時局の解決に資するところが無いと酷評している。従って現在の外交の状況を考えると佛獨両国は、モロッコにおける利益に関して、国際法上の一独立国であるモロッコの政府と各自が直接に交渉する事となるであろうと述べている。
解説:本紙4月3日に関連記事「佛国とモロッコ」がある。