明治38年2月24日(金曜日)

所謂講和条件 露帝は講和を認める条件を実際に確定した

露国騒乱 露国鉄道職員の同盟罷工は広がりつつある。

大学生の決議 露京において学生3千名は2月20日集会を行い、要求を決議した

所謂講和条件 22日上海経由ロンドンルーター社発

ピータースブルグ発ルーター電報によれば、その筋より否定されたにも拘わらず最も事情に精通した方面に伝えられる所によれば、露帝は講和を認める条件を実際に確定した。

即ち朝鮮に於ける日本の宗主権を認め、遼東を日本に譲渡し、ウラジオ港を開放し、東清鉄道を中立列国の共同経営とし、ハルピン以南の満州を清国に返還する。一つ困難な問題は償金問題で、日本はこれに対して大いに要求すると思われる。

露国騒乱 23日ベルリン特約通信社発

露国鉄道職員の同盟罷工は広がりつつあり、騒乱は農民にまで伝播しようとしている。

大学生の決議

露京において大学教授及び学生3千名は2月20日集会を行い、次の要求を決議した。

(1)普通選挙に基づく国会の召集、言論の自由及び出版の自由等

(2)政治上及び宗教上の罪人を赦免すること

(3)各民族に同一の民権を与える事