明治38年2月15日(水曜日)

露国の内情 セントピータースブルグの騒乱は鎮圧されつつあるが地方の状況は行政が紛糾している

露本国の絶望 黒溝台の戦闘以後、顕著になった事は絶望的な状況を公言するようになった

東郷大将再出征(呉) 東郷大将は本朝出発する

露国の内情 13日ロンドン特約通信員発

セントピータースブルグの騒乱は鎮圧されつつあるが地方の状況はこれに反して行政が紛糾して混乱している有様を呈して人民皆沸騰を加えつつある。

露本国の絶望 同上

ロンドンタイムス露国通信員の報道によれば、露国人はこれまで戦局に対する所見を発表する事を避けていたが、黒溝台の戦闘以後顕著になった事は、絶望的な状況を公言するようになった事である。

東郷大将再出征(呉)

東郷大将は本朝出発する。有馬長官以下多くの見送り人が予想される。