明治38年2月1日(水曜日)

日英同盟の効果 ロンドンタイムスは日英同盟を確固として維持することの重要性を主張した

ハル事件審問 ハルの漁船員は現場に日本の水雷艇がいたという説を断固として否定した

ポーランド暴行 ワルシャワに於いて暴徒は多数の大商店に入って略奪を行いあまつさえ放火をした

日英同盟の効果 30日ロンドン特約通信員発

遠からず総選挙が行われることを見込んで、ロンドンタイムスは日本との関係について政府に反対する野党の態度を尋ね、日英同盟が英国の世界政策の柱であること並びにこれがあるため戦地の局限に大きな影響を与えていることを述べ、最後に日英同盟を確固として維持することの重要性を主張した。

ハル事件審問 31日上海経由ロンドンルータ社発

北海事件の国際審査会はパリーに於いて今週開会し、審問を受けたハルの漁船員は露艦が砲撃した当夜は現場に日本の水雷艇がいたという説を断固として否定した。

ポーランド暴行 (同上)

土曜日(28日)ポーランド ワルシャワに於いて激しい暴動がおこり、暴徒は多数の大商店に入って略奪を行い、あまつさえ放火をした。そのため方々の騎兵が暴徒に向かって突撃し歩兵は発砲した。英国総領事及び副領事も暴行を受けた。