明治38年1月20日(金曜日)

福建鉄道と佛国 鉄道敷設権は当然佛国人の権利に帰すべきものと考える

露都の大同盟罷工 全てストの運動は有力な団体の組織的な指導の下に行われている

福建鉄道と佛国 19日北京特派員発

佛国公使は外務部(清国の外務省)に対し次の抗議を行った。

福建汕頭(ふくけんすわとう)と厦門(あもい)間の鉄道敷設権は光緒24年に総督より佛国商人に対し付与しているにもかかわらず、最近他国に同じ権利を与えようとしており極めて遺憾である。これは協定に照らしてみると当然佛国人の権利に帰すべきものと考える。

露都の大同盟罷工 19日上海経由ロンドンルーター社発

セントピータースブルグに於いて鉄工所及びこれに関係ある諸工業の職工が同盟してストを行い、不穏な情勢となっている。現在職場を放棄したものが5万人に達しており、事業は全て中止されている。ネバ河上流にある政府の造船所もまた同様であり、全てストの運動は有力な団体の組織的な指導の下に行われている。

解説:昨日書いた第1次ロシア革命である「血の日曜日」まで後2日のピータスブルグの情勢である。